ウェブサイト(ホームページ)の存在意義を、「ユーザーの期待に応えるため」と言っています。
わたしを含め多くの人がウェブサイト(ホームページ)を閲覧するときは、
TikTokやXやInstagram、はたまたYouTubeを眺めているときと違って、
何か目的があって検索した結果、閲覧することになります。
ウェブサイト(ホームページ)を“ながら見”することは、少ないと思います。
本屋で探している本がカテゴリの棚に見つからないとき、
「文房具」と書かれた引き出しの中にハサミが入っていなかったとき、
『◯◯偉人伝』の中に確かめたいエピソードがなかったとき、
苛立ちや失望や徒労感に襲われませんか?
企業のウェブサイト(ホームページ)にも同様のことが言えると考えています。
仕事の依頼先を開拓しようとして訪れたビジネスマンは、
「仕事が頼めそうか」「上司を説得するだけの情報があるか」
を探しているし、
採用に応募するかどうか迷って訪れた求職者は、
「誰のもとで何をやることになるのか」「ここでやっていけそうか」
を探しています。
そこにはそれに足るだけの情報があると思ったり期待して訪れていると言えます。
「あ。うちホームページやってないんですよ」
と言えたらならいいかもしれませんが、ユーザーに「検索する前に電話してね」という術がない以上、勝手に閲覧されて、勝手に判断されてしまうことは避けようのないところです。
「ホームページから問い合わせってないんだよね」や
「面接した人でホームページ見たって人いないんだよね」
となったら、ちょっと注意かもしれません。
「取引先は高齢者が多いから、今はウェブって感じでもないんだよね」
も同様だと思います。
(知らず知らずに避けられている可能性もないとは言い切れないな……)
そういう意味では、ウェブサイト(ホームページ)をもつだけではなくて、ちゃんと機能する、
ユーザーの期待が何かということをわかって、あらかじめ用意しておく、
そういった事前の用意や設計が肝心です。
少なくとも、企業や事業の魅力が減退しないものを持っていただきたいと考えています。
トントン・デザインでは、このような視点からサイト設計をさせていただいたり、
つくったあともやりたいことが叶えられるように、また企業活動の伴走者たれるように
さまざまご提案をさせていただきたいと考えています。